今回は千葉県知事・森田健作さんの本名についてみていきましょう。
本名は鈴木栄治という情報や、なぜ本名で活動しないかについても調べてみました。
また、森田健作さんの若い頃についてもみていきましょう。
森田健作の本名は鈴木栄治？
| 森田健作の本名 |
| 鈴木栄治（すずき えいじ） |
森田健作さんは俳優として１９６９年「夕月」で映画デビューをしています。
１９７１年には初のテレビドラマ「おれは男だ!」の主演に抜擢され、味のある演技と硬派な魅力でたちまちブレイクします。
現在は千葉県知事として有名な森田健作さんですが、実はこの「森田健作」は本名ではありません。
本名は、 鈴木 栄治（すずき えいじ）といいます。
知事として氏名を表記する際は通称「森田 健作」を使用していますが、行政機関長として行う行政処分や契約などには本名「鈴木栄治」を使用しているようです。
1.対外的に法的効果を伴わない行政文書に氏名を表記する場合は、「森田 健作」を使用するものとします。
［例］
1.書簡文、あいさつ文、賞状・表彰状・感謝状その他の儀礼的な行政文書
2.要望書、陳情書
3.資料の送付書
4.会議の参加者名簿
5.広報を目的とした県の刊行物
6.通知、照会・回答、依頼等の一般的な文書 など2.記者会見、タウン・ミーティング、テレビ出演等、知事として県の紹介その他の広報・広聴活動を行う場合は、「森田健作」を使用するものとします。スポンサーリンク引用:知事の氏名の表記について
なぜ本名で活動していないかは、後述したいと思います。
「鈴木」の名字の全国順位＆人数
「鈴木」は日本で２番目に多い名字として知られていますね。
人数にするとおよそ1,802,000人ほどです。
「鈴木」の由来
「鈴木」の由来は以下の通りです。
①古代の氏族であり、物部の伴造（とものみやつこ）として軍事、刑罰を担当した物部氏族穂積氏の子孫、現和歌山県と三重県南部である紀伊国熊野の豪族で熊野神社勧請で広まる。左記のように紀伊国熊野発祥の族は穂積姓。
②紀伊国牟婁郡鈴木庄発祥の族は藤原南家がある。
③桓武平氏千葉氏流。
④清和源氏松平氏族、三河流、駿河流、雑賀流、安房流、関東流、東北流。
佐藤と同じく歴史ある名字なんですね。
森田健作はなぜ本名で活動しない？
森田健作さんがなぜ本名で活動しないかは、シンプルに「芸名のほうが知られている」からだそうです。
俳優として活動していたときからこの「森田健作」が広く知られているため、知事として活動する際もそのほうが都合良いのでしょう。
横山ノックさんや扇千景さんなど、芸能人出身者はだいたい芸名で活動しているみたいですね。
森田健作の若い頃について
森田健作さんは幼い頃、尊敬する父から「日本はすごい大きな国になる。だから、国際社会で生きていけるような人になれ。いずれは日本の為に尽くせるような男になれ。」と言われて育ちました。
父は警察官で、自然と将来は警察官になりたいと思っていました。
小学校６年生から剣道を習い始め、中学生になると対抗試合で大将を務め、高校生組の大将を打ち負かすほどの実力でした。
高校１年生の時には高野佐三郎直系の弟子であり、範士ある恩師にニ段を許されるほどでした。
そんな森田さんですが、大学受験には失敗し、浪人生活を送っていると、当時「日劇ダンシングチーム」に所属していたお姉さんの紹介で、新人俳優を探していた福田時雄さん（後に「サンミュージックのマネージャー」）にスカウトされ、予備校に通いながら週２回、歌のレッスンに通うように。
そして、３ヶ月後には、黛ジュンさんのヒット曲を映画化した「夕月」の選抜公開オーディションに応募されると、見事、ヒロインの恋人「森田健作」役に抜擢され、その後『婚前旅行』『逆転旅行』『よさこい旅行』と、立て続けに映画に出演。
４作目「夕陽の恋人」では、初主演を務め、同名の主題歌で、歌手デビューも果たされたのでした。
また、１９７１年には初のテレビドラマ「おれは男だ!」にて、主人公の小林弘二役をつかみます。
このドラマで森田健作さんは「ウーマンリブ」打倒のために、男子生徒を集めて剣道部を結成する硬派な青年を熱演し、たちまちブレイクします。
その後も青春ドラマに立て続けに出演し、人気を確固たるものにしました。
以降俳優として活動されていた森田さんですが、１９９２年、「第16回参議院議員通常選挙」に東京選挙区から無所属で立候補し初当選されると、１９９６年には沖縄開発政務次官、１９９７年には、文部政務次官を歴任。
また、２００５年には、「千葉県知事選挙」に出馬し、約6000票の差であえなく落選するも２００９年の「千葉県知事選挙」再出馬では、1,015,978票を獲得して、見事当選。
その後は、２０１３年、２０１７年ともに当選して、現在もなお、千葉県知事として活動されています。
森田健作さんは清潔さのある千葉県をめざし、県民一丸となって協力していこうと熱い思いを語っています。