今回は俳優・松坂桃李さんの本名についてみていきましょう。
松坂桃李さんの本名の由来が素敵という情報や、名前のせいで学校でいじめにあったという噂についても調べてみました。
松坂桃李の本名は?
松坂桃李の本名 |
松坂桃李(まつざかとおり) |
松坂桃李さんといえば、日本を代表するイケメン俳優ですよね。
2008年にモデルオーディションをうけて雑誌「FINE BOY」でモデルデビューし、翌年には「侍戦隊シンケンジャー」にてテレビデビューします。
それ以降はCMや舞台など、幅広く活躍しています。
デビューからまだ10年ほどしか経っていませんが、演技力もあり存在感のある俳優さんですよね。
そんな松坂桃李さん、名前の「桃李(とおり)」はかなり珍しいですが、本名なのでしょうか?
なんて読むのか分からなかった人も多いと思いますが、結論からいうと「松坂桃李」は本名です。
本名が「松坂桃李」とは、とっても珍しい名前ですよね!
松坂桃李の本名の由来が素敵
実はこの「松坂桃李」という名前は、父親・母親からそれぞれ違う意味が込められています。
ダブルミーングということですね。
父親が「桃李」に込めた意味とは、中国「史記」の中にある「桃李不言下自成蹊(とうりものいわざれとも、したおのずからこみちをなす)」の一節にあるそうです。
意味は、「桃や李(すもも)は、何も言わないけれど、その花や実にひかれて人が集まり、その下には小道ができる。桃と李を徳の象徴とし、人格のある人にはその徳を慕い人が集まる。」というものだそうです。
「徳のある誰からも慕われる人になってほしい」という願いがこめられているのですね!
一方母親は、日本三大説話集「古今著聞集」の四字熟語「櫻梅桃李(おうばいとうり)」から名前を考えたそうです。
意味は、「桜、梅、桃、李(すもも)は、それぞれ桜には桜の、梅には梅の、桃には桃の、李には李の良さがあって、桜が梅を羨むことはないし、桃が李をねたむこともない、それぞれがそれぞれの良さが生かして咲いているだけでいい」というものだそうです。
「自分らしさを大切にして欲しい」という願いをこめているのだとか。
両親それぞれに別の願いを込めているなんて、とても素敵な名前ですね。
松坂桃李は本名のせいでいじめに!
かなり考えられているすばらしい名前をもっている松坂桃李さんですが、実は名前のことではトラウマもあったそうです。
以前放送された「情熱大陸」では、その過去を語っていました。
もともと活発でイタズラ好き、やんちゃな少年だった松坂桃李さんですが、ある出来事がきっかけで控えめな性格になってしまいます。
それは、小学生の頃に受けたイジメの影響でした。
松坂桃李さんは「こいつら全員クソ野郎だな。クラス全員が嫌い。」と思うほどだったとか。
いじめのきっかけは名前で、「桃」という漢字が女の子っぽくてからかわれたそうです。
机に落書きされ、仲間外れにもあい、なるべく目立たないようにしていったそうです。
松坂桃李さんは親にも言えず、波風が立たないようにずっと耐えていたそうです。
普段あまり感情を出さない松坂桃李さんが「こいつら全員クソ野郎」と言うあたり、相当辛い経験をしていたのでしょう。
幼少期のそういう経験もあり、松坂桃李さん自身も20年間自分の名前に感慨を感じることはなかったそうです。
松坂桃李は芸名をつかいたくない?
小学生のときに受けたいじめのせいで本名が嫌いだったという松坂桃李さん。
芸能界に入るときは、所属事務所に芸名をつけるよう言われていましたが、意外にも断ったそうです。
つらい経験から本名は使いたくないと思いそうですが、芸名をつけるのを断ったのは名前を2つ持つのが嫌だったからだそうです。
父様いわく、子供が生まれる前からこの名前をずっと付けようと思っていたそうです。
名前のせいでいじめを受けたことを聞くと、勝手な思いで嫌な思いさせてしまったと謝罪していました。
しかし今となっては芸能活動を始めるようになり、「初めて名前のインパクトを感じることができた」と父親に感謝しているそうです。
珍しい名前のおかげで覚えてもらえるようになり、この名前でよかったと初めて思ったと語っていました。